お金の現状を確認!そこから分かる自身のリアル

マネーの棚卸し

お金の振り返りの大まかな流れ

アイ
アイ

キャリアの見直しが終わったら、次は「お金」の棚卸だよね。

あや
あや

それな!

アイ
アイ

さっき言ってたようにキャリアとお金、両方の把握が必要なんだよね。でさ、お金の方はどんな感じで進めていくの?

あや
あや

お金の基本は、自分の「収入」「支出」を知ること。これらを知らないといくらお金のことを考えても見通しが立てられないんだ。だから、まずはこの2つを把握する方向で。

アイ
アイ

具体的には、どうしたらよい??

あや
あや

流れをざっと話すと、まず現在の収入と支出を出す。次に、将来獲得したい理想の収入と支出を出し、それぞれの具体的な数字を把握する。そうすっと、今と将来の差が金額として見え、目指すゴールが可視化されるんだ。その結果、具体的な行動に向けたマイルストーンが敷けるんだよ。

アイ
アイ

やってみて理想と現実の差に打ちのめされたら?

あや
あや

合掌。

あや
あや

……マジレスするなら、ゴールまでのマイルストーンの建て方でいかようにもなるから、凹まず行動かな。

振り返りや棚卸はどのようなカテゴリであっても、流れは基本的に同じです。お金の棚卸をこれまでの流れに当てはめる場合、以下のような感じで進めてきます。

なお、支出と収入は合計だけでなく、月ごとの金額も計算しましょう。そうすることで現状と目指す先がより具体的になり、その差をどう埋めるていくかやゴールまでの計画が具体的になります。

1.現状の把握
 支出
 収入 
2.目指す姿の把握
 支出
 収入
3.差分を把握・計画立案

アイ
アイ

現在の収入と支出の棚卸だけど、どっちからやった方が良いとかオススメの順番はある?

あや
あや

んや、自分が進めやすい方からで全然OKよ。サラリーマンは給与明細があるから、収入から始めた方が分かりやすいかもね。

アイ
アイ

ふむふむ。家計簿を付けている人なら、支出からの方が分かりやすいとかそんなノリ?

あや
あや

そうそう、そんな感じ。

アイ
アイ

なら、給与明細がないフリーランスで、家計簿もなくて、確定申告を毎年ギリギリにやっている私は……。

あや
あや

あっ……察し。

アイ
アイ

\ご愛読ありがとうございました!アイ先生の次回作にご期待ください!/

あや
あや

ってならないように、日頃からちょっとづつ進めていくと良いよ

現状把握はまず収入と支出から

現状の把握というと、「何やら難しいそう」と感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。お金の基本は収入と支出。この2つを明らかにすることで、自身のお金の全体像をおおまかに掴めます。このときのポイントは、1,000円単位でざっくりまとめることです。1の位まできっちりやる必要はありません。

この作業の目的は、毎月、そして全体でどれだけのお金が出入りしているかを知ることです。金額を出し切ることが目的なので、必要以上に作業負担をかけないようにしましょう。

具体的な振り返り方法は下記に記載します。定期収入のあるサラリーマンと、案件ごとに単価が異なるフリーランスなどの個人事業主のケースを掲載してあります。初めてやる時にはレシートなどの資料がない場合も多いため、データのない箇所は概算で大丈夫です。

●収入の棚卸方法
<サラリーマンなどの定期収入のみの場合>
・各月の給与明細で手取り金額とボーナスなどの収入を月ごとにまとめる。

<フリーランスなど月ごとの収入が異なる場合>
・確定申告などを行っていれば、帳簿を参考に月ごとの収入をまとめる。
・可能であれば、案件ごとにかかった時間も記載できるとなおGOOD。

●支出の棚卸方法
<サラリーマンなどの給与所得の場合>
・日常生活における支出をまとめる。家賃・光熱費・食費・交際費・通信費など、おおまかな総額がわかれば充分。

<フリーランスなどの個人事業の場合>
・上記の日常生活における支出に加えて、事業で使った経費もまとめる。案件に紐づく経費は案件ごとに整理しておく。PCやプリンタなど、案件とは直接関係ない経費については別途まとめる。

収支をまとめた例

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